【学会発表のお知らせ】医療的ケア児者の「暮らし」における余暇活動の意義

2026年8月23日(日)にパシフィコ横浜で開催される「第15回日本小児在宅医学会学術集会」にて、当法人の訪問看護師が一般演題の発表を行うこととなりました。
今回のテーマは、「医療的ケア児者の余暇活動」です。
発表の背景:安全なケアの先にある「暮らし」
在宅で医療的ケアを必要とする方々の支援において、医療行為の安全な実施は基本ですが、それだけでは「生活全体」を支えることはできません。私たちは、看護や介護に加え、外出、遊び、学びといった多様な要素が結びついて初めて、豊かな「暮らし」が成り立つと考えています。
特に18歳を過ぎ、学校を卒業した後の医療的ケア児者にとって、社会との接点や同世代との関わりを持つ機会は極めて限定的であるのが現状です。
当日の発表内容
学会当日は、私たちが実践している以下の2つの取り組みを中心に、余暇活動が本人や家族にどのような変化をもたらすのかをお話しさせていただきます。
1.外出支援「えがおファンクラブ事業」
医療的ケア体制を整えた上での、18歳以上の児者を対象としたお出かけの試み。
2.ICTを活用した交流「女子会」
訪問看護の時間を利用し、オンラインで同世代がつながる社会参加への一歩。
共に「FUN」を共有し、「FAN」として伴走する
私たちは、看護と福祉の両視点を持つ「看護福祉士」として、利用者様と共に「FUN(楽しい)」を共有し、互いに「FAN(応援しあう)」関係を築くことを大切にしています。
今回の発表を通じ、余暇活動が医療的ケア児者の暮らしをより豊かにする可能性について、専門職の皆様と知見を共有できれば幸いです。
学会への参加・お申し込みについて
本学会は、医療・福祉・教育など、小児在宅医療に関わる多くの方が集う貴重な機会です。私たちの発表以外にも、これからの在宅支援を考える上で示唆に富むプログラムが多数用意されています。
医療的ケア児者の「暮らし」のあり方に興味をお持ちの方は、ぜひ公式サイトより詳細をご確認の上、お申し込みください。 皆様のご参加を心よりお待ちしております。
【発表詳細】
- 演題: 医療的ケア児者の余暇活動
- 日時: 2026年8月23日(日) 9:40〜9:50
- 会場: パシフィコ横浜 会議センター3階 311+312会議室(第15回日本小児在宅医学会学術集会)
- 学会公式サイト: 第15回日本小児在宅医学会学術集会
https://pub.confit.atlas.jp/ja/event/tdc2026 - お問い合わせ:事務局 一般財団法人日本小児在宅医学会