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【助成金による活動報告】中央共同募金会の助成 2.重症児等の生活支援

活動概要

本助成では、重症児等の生活支援として、通学や余暇活動への付き添いなど日常生活のサポートを行いました。看護師や介護士が中心となり、難病、重症児の社会参加を支援しました。

活動の成果

通園や通所の送迎は地区町村によって制限があり、特に母親が就労していない場合は認められないこともあります。本助成により、医療的ケアバスを利用できないお子さんの送迎支援を行うことができました。また、校外学習や修学旅行に看護師が付き添うことで、母子分離や自立支援を実現できました。

余暇活動では外出や誕生日会のサポートを実施し、呼吸器や吸引・注入などの医療的ケアを必要とするお子さんが、看護師や介護士、同世代の学生ボランティアとともに外出や交流を楽しむことができました。

課題と今後の取組み

医療的ケア児への制度は整備されつつありますが、人手不足や体調の不安定さから保護者の付き添いが求められることが多いのが現状です。保護者がいることを嫌がる子は多いという課題もあります。特に校外学習や修学旅行では顕著であり、慣れた訪問看護師が付き添うことで初めて安心して参加できるケースが多くあります。25年度から一部の区では、学校行事への付き添いが障がい福祉サービスで認められるようになりました。2年の助成でより課題が見え、改善できたこともありました。今後も働きかけを続けていきます。

また、18歳以上の方にとっては、同世代との交流の機会が少ないことが課題です。学生ボランティアと過ごすことで、介護される存在から「仲間」として関わる関係に変化が見られ、主体性や他者への気配りが育まれています。さらに、学生にとっても実践的な経験となり、資格取得や将来の支援者につながっています。

重症児等の介護では個別性の強い訪問現場でのみ技術取得を求められます。今後も二人体制での支援や同行OJTを継続し、行政への働きかけを行っていきます。

利用者からの感想

  • 修学旅行の医療的ケア付き添いで利用させていただきました。
  • 重心児といえども中3女子なので、親から離れて行動したい年頃ですが、学校看護師の校外同行が難しいため、さんさん看護師に同行をお願いしました。本人がいきいきと活動できている様子を聞いて、本人の想いを叶えられることができて、本当に感謝しています。ありがとうございました。
  • 引っ越しにより医療的ケアバスに乗車できなくなってしまったのですが、助成金使用により学校からの下校で福祉タクシーに同乗し吸引等して頂き、大変助かりました。
  • きょうだいのイベントに夫婦揃って外出のため息子をお願いしました。
  • 自宅から福祉タクシーで水族館に行って来ました。ビルタイプの水族館だったため、エレベーター待ちしての上下の移動や、外出先のトイレ問題もあり、2人体制の付き添いでないと外出できないので、大変助かりました。当の本人は、家族以外とのお出掛けに、いつも見せない表情や反応が写真やお話しから感じ取ることが出来て、嬉しかったです!
  • 僕は途中から参加(昼食・カラオケのみ)だったのですが、楽しかったです。カラオケでは、僕の好きなYOASOBIの歌はもちろん、YOASOBIではない歌も歌った(2曲)ので新鮮な感じがしました。
    学生さんなどの同年代の人と交流し、これまで知らなかったことなども色々と知り、また、推しの歌以外も歌おうという学生さんの提案にものることができました。

1. お祭りイベント事業

重症児等とその家族が安心して参加できる活動

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